打つために最も重要な要素!【バッターボックス】立ち位置について解説!

バッターボックス バッティング

こんにちは!たつきちです!

バッターボックスに入る際に「打席のどこに立つか」

この立ち位置で悩んだ方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

経験者でも前の打者や他の選手が掘った足跡を基準にして打席に入る人もよく見かけますが 、打者のタイプ次第で立つべき位置は変わってきます。

そこで今回は、バッターボックスの立ち位置の重要性に関して解説していきます。

バッターボックスの大きさ

バッターボックスの大きさは小学生以下(少年野球、学童野球などで異なります。)と中学生以上で大きさが異なります

バッターボックスの大きさ

・バッターボックスの幅:121.9cm

・バッターボックスの長さ:182.8cm

※どちらも白いラインの幅(7.62cm)を含めたサイズ

※上記サイズは中学生以上の一般野球での寸法

バッターボックスの大きさ
引用元:KOFU-FIELD HP

このバッターボックスの広さどのように生かしてヒットを生み出すかというのがバッテリーとの駆け引きになってきます。

バッターボックス内でのルール

まずは、バッターボックス内でのルールについてです。

6.03 打者の反則行為

(a) 打者の反則行為によるアウト

 (1) 打者が片足または両足を完全にバッタースボックスの外に置いて打った場合。

バッターは片足または両足がバッターボックスから外にはみ出した状態でバットにボールを当てる(ファール、フェア問わず)とホームランを打ったとしても、「反則打球」となりアウトになってしまいます。

ただし、空振りだった場合はアウトにはなりません。

なぜ空振りはアウトにならないのか?

◇故意にバッターボックスをはみ出すことで守備側に不利益が生じるため

(例)1アウトランナー3塁のケースの場合、スクイズでバッターが届かない場所に投げた際、バッターが意図的にバッターボックスからはみ出ることでバッターはアウトになるがランナーを助けることができてしまうため、空振りはインプレーとなっているそうです。

どのようなケースがOKまたは反則行為にあたるのか、図を用いて解説して行きます。

構えの段階

反則打球は【構えの段階】と【打つ段階】で異なります。

ボックス内に足が完全に収まっている

ボックス内に足が完全に収まっている

上記は両足が完全にバッターボックス内に足が入っているので問題ありません。

バッターボックスの線を踏んでいるが足はみ出してはいない

バッターボックスの線を踏んでいるが足はみ出してはいない

上記は線を踏んでいますが、はみ出していない為問題ありません。

バッターボックスの線から足がはみ出している

バッターボックスの線から足がはみ出している

上記のパターンでは足がラインからはみ出しているためこの状態でボールにバットを当てるとアウトとなります。

打つ段階

バッターボックスの線から足がはみ出している

バッターボックスの線から足がはみ出している

先ほどの構えの段階では足が線から足がはみ出した場合、アウトになります打つ段階では線から足がはみ出ていてもアウトにはなりません。

バッターボックスから完全に足が出ている+ボールにバットを当てた

バッターボックスから完全に足が出ている+ボールにバットを当てた

打つ段階ではバッターボックスから完全に足が出ている+ボールにバットを当てた場合アウトとなります。エンドランまたはスクイズの際はこのようなケースが発生しやすいため注意が必要です。

バッターボックスでの立ち位置の考え方

基本的なバッターボックスの立ち位置の考え方としては、どんな球種に対しても対応出来るようにしておくことが基本です。

自分がどのようなバッターのタイプであるかを考えて立ち位置を決める必要があります。

打席での立ち位置:前(ピッチャー寄り)

打席での立ち位置:前(ピッチャー寄り)

バッターボックスのピッチャー寄りの半分くらいを使用するイメージです。

ピッチャーとの距離が近くなることで、変化球などの遅いボールに対応しやすくなります。

ボールが変化する前に捉えたいというタイプの方向きですね

デメリットとしてはピッチャーに近い分、速いボールに押されやすい点があります。

打席での立ち位置:後ろ(キャッチャー寄り)

打席での立ち位置:後ろ(キャッチャー寄り)

バッターボックスにおいてキャッチャー寄りの半分くらいを使用するイメージです。

ピッチャーとの距離が遠くなるため、その分ボールを長く見ることができるため早いボールに対応しやすくなります。

また、変化球も長く見ることができるため、曲がりが早い変化球の ストライク・ボールの見極めもし易くなります。

大学以上のレベルではほとんどの選手がこの立ち位置の印象です。

打席での立ち位置:近い(ホームベース寄り)

打席での立ち位置:近い(ホームベース寄り)

ホームベース近くに立っているので、アウトコースのボールに対応しやすくなります。

アウトコースが苦手な方におすすめな立ち位置です。

ただし、ホームベースに寄って打席に入りますので内角を攻められやすくインコースを捌く技術がないとかなり苦しいです。

打席での立ち位置:遠い(外側寄り)

打席での立ち位置:遠い(外側寄り)

バッターボックスをピッチャーから見て2つに割った際に、ホームベースから遠い方に立つというイメージです。

ホームベースから離れているので、インコースのボールに対応しやすくなります。

ただし、ホームベースから離れている分、アウトコースへの対応が遠く感じるため、アウトコースの変化球を意識しすぎ、アウトコースボール球を追いかけすぎるのに注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分の特色に合わせて打席の立ち位置を模索するということがとても重要になります。

自分は何が得意で何が苦手なのか?

日々考えながら、練習で試すことで自分に合った立ち位置が見つかるはずです。

では!

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