【硬式木製バット】選び方と素材の特徴解説!

【硬式木製バット】選び方と素材の特徴! バット

こんにちは!たつきちです!

硬式野球をする際には必ず「硬式バット」を使う必要があります。硬式バットといっても木製と金属製があり大学生以上では木製を使います。しかしこの硬式木製バットいろんなメーカー・素材・バランスがあるので選ぶのは結構大変です。

そこでこの記事では硬式木製バットの選び方と素材の特徴を紹介していきます!

硬式バットの種類

硬式バットだけでも様々な種類があります。

年齢や所属している団体でも使用できるバットが違うのでよく確認しましょう。

素材

硬式バットの素材は大きく3種類に分けられます。

バットの素材

金属

木製

複合

金属

小学生~高校生まで幅広く使用されておりなじみのある方も多いと思います。

素材は主にアルミで硬式野球では”ジュラルミン”という強度の高いアルミが使われています。

特徴は、耐久性に優れ他の多少芯を外しても簡単にボールが飛びます。

最近は高校野球で低反発のバットが導入されたことでも話題になりました。

木製

木製バットはプロ野球選手が使用しているためこちらもなじみのある方は多いかと思います。

木製と一口に言っても種類は複数あります。

特徴は金属とは違い耐久性はなく打球も芯に当てないと飛んでいかないので金属バットで打つよりも難易度が格段に上がります。

複合

コンポジットバットとも呼ばれており複数の素材を組み合わせたバットになります。

代表的なのはディマリニから発売されているバットです。

このバットはベースは樹脂で打球部のみ木製になっており練習用に用いられるバットです。

耐久性があり、お金のない大学時代は僕もこのバットにお世話になっていました。

打感は金属と木製の中間という感じで少し詰まっても木製より飛んでいくという感覚でした。

注意点としてこちらのバット、試合には使用できません。

硬式木製バットの選び方

ここからはバットの選び方について解説していきます。

長さ

硬式木製バットの長さは、大体83㎝~85㎝が多くオーダーになると80㎝~86㎝と幅広く選べるメーカーもあります。自分に合うバットの選び方の目安ですがグリップを体の中心に合わせヘッドを掌でつかめるくらいがいいといわれています。

バットの長さ目安


これはあくまで目安ですので実際にいろんなバットを使用してみて自分のしっくりくるバットを選ぶことをおすすめします。

重心

バランスはトップバランス・ミドルバランス・カウンターバランスこの3つに分かれます。

トップバランスはバットのヘッド寄りに重心があり飛距離を飛ばすのに向いており、ホームランバッターに好まれます。

カウンターバランスは逆に操作性がいいので単打を狙うバッターに好まれます。

ミドルバランスはその中間といったところです。

ハンマーをイメージすると理解しやすいかと思います。

ハンマーを打つとき長く持つと釘を狙いにくい代わりに釘がよく入る。
逆に短く持つと狙いやすいが釘が入っていかない。

バットのバランスの違い

つまり、トップバランスになればなるほど飛距離は出やすくなるが操作性が悪くなり、カウンターバランスになるほど操作性は上がるが飛距離が出にくく一長一短です。

自分にあったバランスを選びましょう。

試合用のバットはBFJマークがついた物を選ぶ

BFJ マークの表示は、一般財団法人全日本野球協会 アマチュア野球規則委員会が定める基準を満たしたバットについています。

引用元:全日本野球協会HP

この【BFj】マークがついたバット以外は公式戦で使用することができませんので注意が必要です。

木製バットの素材

竹(バンブー)

木製バットでは素材によって打感(打った感触)がまったく違います。硬式木製バットには、「メイプル」「バーチ」「アッシュ」「ビーチ」「アオダモ」「竹」「ラミ」の、主に7種類があります。
木製バットは木の種類によって打感だけでなく折れやすさなどが違います。

詳しく見ていきましょう。

先ほど説明した通り素材は主に7種類あります。

ラミと竹は練習用バットとして使われることが多く竹は安いうえに非常に丈夫で練習用には最適です。

ただし最大のデメリット芯を外した時の痛みです。
これは竹で硬式ボールを打った人にしかわかりませんが硬式に慣れてる人でも叫びたくなる痛みです。。軟式では味わえない苦痛といえますね。

ラミバット

続いてラミバットは打球面のみメイプルなどの木製でその他は竹になっています。(ラミとはラミネートの意味)

竹のように丈夫だけど打感はメイプルに近いといった特徴があります。

また「ラミ」と「竹」は【BFj】マークがないので試合で使用することはできません。

その他5種は以下になります。

素材の違い

引用元:ベースマンHP

メイプル

メイプル材はとにかく「硬い」のが特徴でバットに当たった瞬間にボールが飛んでいくイメージです。
ヤクルトの青木選手のように「パチンッ」早い打球で野手の間を抜くというバッターにおすすめです。

個人的には一番おすすめの素材です。

バーチ

バーチはエンゼルスで活躍する大谷翔平選手も使用している素材です。
打球感はメイプルに近い感覚ですが、しなりがないわけでもないという感じのバットです。パワーがあって、木製バットに特有のしなりも少し欲しいという人におすすめの素材です。

個人的な感想としてはメイプルより打感は固くはない感じでした。ただ、折れやすいイメージもあります。

アッシュ

アッシュはしなりが結構あり打感は柔らかく弾くというよりは運ぶといった打ち方の人におすすめです。また木目が荒く非常にもろいです。打球面はすぐにはがれてくるので練習で使用しているとすぐに使い物にならなくなります。

アッシュのバットはしなりもあり弾きもそこそこあるので一時期使用している時期もありました。
また値段も安めなので気になった方は使ってみるといいかもしれません。

ビーチ

ビーチは使用したことがありません。。
ですのでネットでの情報になります。

金属にはないようなボールの吸着感を感じながら、ボールをバットに乗せるように打つことができます。また、木目がしっかりしているため耐久性もそれなりにあります。

ここまでくるとアオダモに近い印象ですね。

アオダモ

アオダモは多くのプロ野球選手が使用しておりイチロー選手や松井選手もアオダモを使用していたそうです。素材は非常にしなやかで振っていても「しなってる!」ていうのがわかるくらいでした。
元中日の和田選手のような運ぶバッターはアオダモが最もおすすめです。

僕は弾くのが好きなバッターだったのでアオダモは苦手でした。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

昔は木製バットの素材はアオダモが多かったですがアオダモのとれる量が減ってきたこともあり
いろいろな素材のバットが出てきました。

人それぞれ好きな素材は違うと思いますしバッターのタイプによってもバットが違うと思います。

練習でいろんなバットを使用して自分にあったバットを探してみてはいかがでしょうか。

では!

コメント

タイトルとURLをコピーしました