【硬式木製バット】選び方と素材の特徴解説!

【硬式木製バット】選び方と素材の特徴! バット

こんにちは!たつきちです!

硬式野球をする際には必ず「硬式バット」を使う必要があります。硬式バットといっても木製と金属製があり大学生以上では木製を使います。しかしこの硬式木製バットいろんなメーカー・素材・バランスがあるので選ぶのは結構大変です。

そこでこの記事では硬式木製バットの選び方と素材の特徴を紹介していきます!

バットの種類

バットには様々な種類があります。軟式用硬式用】や【金属木製】など。年齢や所属リーグ、ボールで使用するバットが違います硬式木製バットを使用するのは大学野球以上です。

木製バットのルール

バットの素材は大きく4種類に分けられます。

バットの素材

金属

木製

複合

カーボン

硬式木製バットは大学野球、社会人野球、で使用されます。

金属

金属バットは高校野球でも使われていたり、軟式野球や草野球などでも使用されていたりなじみのある方も多いと思います。

素材は主にアルミで硬式野球では”ジュラルミン”という強度の高いアルミが使われています。

木製

木製バットはプロ野球選手が使用しているためこちらもなじみのある方は多いかと思います。

金属・木製・複合

バットは大きく分けると、3種類の材質があります。金属・木製はなじみのある人も多いかと思います。
その名の通り金属・木でできているバットです。

複合バットというものがあるのはご存じでしょうか?
この複合バットは「コンポジットバットとも呼ばれており複数の素材を組み合わせたバットになります。

軟式野球をやったことがある人は「ビヨンド」というバットを聞いたことがあるかと思います。
これがまさに複合バットになります。

でも実は硬式でも複合バットが10年ほど前から発売されました。

代表的なのはディマリニから発売されているバットです。
個のバットはベースはウレタン樹脂で打球部のみ木製になっているバットです。
ですので僕が学生の時は「折れないバット」などと言われていました。
なのでお金のない学生には強い味方でした!
打感は金属と木製の中間という感じで少々詰まっても木製より飛んでいくという感じです。

そして注意が必要なのはボーズリーグや高校野球、大学野球、社会人野球の
公式戦では使用できない点です。

軟式・硬式

次の大きな違いはバットが軟式用か硬式用かということです。
野球では大きく軟式と硬式があります。(準硬式などもありますが)
この軟式と硬式のボールの硬さがまったく違うため軟式用のバットで硬式ボールを打つと
金属でも変形してしまったり折れてしまう可能性があります。
ですので使うボールによってバットを変える必要があるのです。

硬式バットには【硬式】と表記がありますが木製バットには「軟式用」や「硬式用」とは書いていません。
見極める方法としては新品の時に貼られているシールを確認するかちょうど10年ほど前にバットに
ついた【BFj】マークがついていることを確認しましょう。

引用元:全日本野球協会HP

ちなみに木製バットを使用する際はこの
【BFj】マークがついたバット以外は公式戦で使用することができませんので注意が必要です。

硬式木製バットを選ぶ際のポイント

長さ

硬式木製バットの長さは、大体83㎝~85㎝が多くオーダーになると80㎝~86㎝と幅広く選べるメーカーもあります。自分に合うバットの選び方ですが目安ですがグリップを体の中心に合わせヘッドを掌でつかめるくらいがいいともいわれています。

バットの長さ目安


これはあくまで目安ですので実際にいろんなバットを使用してみて自分のしっくりくるバットを選ぶのがいいかと思います。

ちなみに僕は身長162㎝で84㎝のバットを使用していました。

重心

バランスはトップバランス・ミドルバランス・カウンターバランスこの3つに分かれます。
トップバランスはバットのヘッドに重心があり飛距離を飛ばすのに有利でホームランバッターに好まれます。カウンターバランスは逆に操作性がいいので単打を狙うバッターに好まれます。
ミドルバランスはその中間といったところです。

ハンマーをイメージすると理解しやすいかと思います。

ハンマーを打つとき長く持つと釘を狙いにくい代わりに釘がよく入る。
逆に短く持つと狙いやすいが釘が入っていかない。

バットのバランスの違い

自分の力やどんなバッターを目指すのかによって選び方が変わってきます。

ちなみに僕はトップバランスを使用していました。

素材

木製バットでは素材によって打感(打った感触)がまったく違います。硬式木製バットには、「メイプル」「バーチ」「アッシュ」「ビーチ」「アオダモ」「竹」「ラミ」の、主に7種類があります。
木製バットは木の種類によって打感だけでなく折れやすさなどが違います。

詳しく見ていきましょう。

木製バットの素材

先ほど説明した通り素材は主に7種類あります。

ラミと竹は練習用バットとして使われることが多く竹は安いうえに非常に丈夫で練習用には最適です。
ただし最大のデメリット芯を外した時の痛みです。
これは竹で硬式ボールを打った人にしかわかりませんが硬式に慣れてる人でも叫びたくなる痛みです。。軟式では味わえない苦痛といえますね。

続いてラミバットは打球面のみメイプルなどの木製でその他は竹になっています。
竹のように丈夫だけど打感はメイプルに近いといった特徴があります。

また「ラミ」と「竹」は【BFj】マークがないので試合で使用することはできません。

その他5種は以下になります。

素材の違い

引用元:ベースマンHP

メイプル

メイプル材はとにかく「硬い」のが特徴でバットに当たった瞬間にボールが飛んでいくイメージです。
ヤクルトの青木選手のように「パチンッ」と早い打球で野手の間を抜くというバッターにおすすめです。

個人的にはこの弾きがいいメイプルの打感が大好きでした。

バーチ

バーチはエンゼルスで活躍する大谷翔平選手も使用している素材です。
打球感はメイプルに近い感覚ですが、しなりがないわけでもありません。パワーがあって、木製バットに特有のしなりも少し欲しいという人にはお勧めの素材です。

個人的な感想としてはメイプルより打感が固くはない感じでした。

また折れやすかったイメージもあります。

アッシュ

アッシュはしなりが結構あり打感は柔らかく弾くというよりは運ぶといった打ち方の人におすすめです。また木目が荒く非常にもろいです。打球面はすぐにはがれてくるので練習で使用しているとすぐに使い物にならなくなります。

アッシュのバットはしなりもあり弾きもそこそこあるので一時期使用している時期もありました。
また値段も安めなので気になった方は使ってみるといいかもしれません。

ビーチ

ビーチは使用したことがありません。。
ですのでネットでの情報になります。

金属にはないようなボールの吸着感を感じながら、ボールをバットに乗せるように打つことができます。また、木目がしっかりしているため耐久性もそれなりにあります。

ここまでくるとアオダモに近い印象ですね。

アオダモ

アオダモは多くのプロ野球選手が使用しておりイチロー選手や松井選手もアオダモを使用していたそうです。素材は非常にしなやかで振っていても「しなってる!」ていうのがわかるくらいでした。
元中日の和田選手のような運ぶバッターはアオダモが最もおすすめです。

僕は弾くのが好きなバッターだったのでアオダモは苦手でした。。

いかがでしたでしょうか。

昔は木製バットの素材はアオダモが多かったですがアオダモのとれる量が減ってきたこともあり
いろいろな素材のバットが出てきました。

僕はその中でもメイプルが好きでした。
人それぞれ好きな素材は違うと思いますしバッターのタイプによってもバットが違うと思います。

練習でいろんなバットを使用して自分にあったバットを探してみてはいかがでしょうか。

では!

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